食と健康のマメ知識

間違った情報に惑わされないためのブログ

ブドウ糖は脳のエネルギー

ブドウ糖で疲れが吹っ飛ぶということで、巷では「森永ラムネ」が流行しているのだそうですが、これはどうやらカラダに効いているというよりも脳に栄養がいきわたることで、疲れが癒されるのだとか。

そもそもブドウ糖というのは、脳にとっては唯一のエネルギー源となっており、生きる上で欠かせない栄養素の一つとなっていて、さらには低血糖にはブドウ糖が効果的とも言われていて、糖尿病の薬物治療を行っている人にはブドウ糖を携帯しておくことが推奨されているんですよね。

さて、先の「森永ラムネ」、調べてみると「ぶどう糖90%」も含まれているのだそうです。 f:id:krachaid:20181213124250j:plain

しかし、なぜに森永のラムネなのでしょうね?? その他にもラムネはたくさんあるのですが、ちょっと不思議です。

これ、調べてみるとどうやら他のラムネの原材料には「ブドウ糖」ではなく「砂糖」や「ショ糖」が原料になっているものもあるようで、ベストなものが「森永ラムネ」のようです。

だったら、この「森永ラムネ」をガンガン食べればいいじゃん! なんて思いがちですが、これは間違いで、ブドウ糖は炭水化物に分類されるもので、炭水化物は、体内に吸収され、エネルギー源になる「糖質」と消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」に分けられます。

そうなってくると、1日にどれくらいの炭水化物を取ればいいのかを確認すればいいことになるのですが、男女とも1日に摂取するエネルギーの50~65%に相当する量がいいのだそうですよ。

ちなみに人間は1日に何もしなくても脳だけでも120gのブドウ糖を消費しているのだとか。

まぁ、森永ラムネ1本29gとなっているので、先の数字だけを見ると1日1本くらいでは全然問題なさそうですね。 もっとも、そのほかにどのようなものを食べているのか?運動をしたのか?にも影響されますが・・・。

しかし、こう考えると、脳に栄養を与えることによって疲れが軽減するということは、肩こり、首コリなどにも効いたりするのでしょうかね?