食と健康のマメ知識

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メリット・デメリットはあることを認識せよ

どんなことにおいても、いい面があれば、悪い面があるということを認識しておかなければなりませんね。

というのも、オックスフォード大学ナッフィールド保健省の研究によれば、野菜中心で肉を食べないベジタリアン食は、心臓の健康には良いのだそうですが、脳卒中のリスクはわずかに高まる可能性があるのだそうですよ。

ベジタブル
ベジタブル

なんでもその研究によれば、肉を食べる人に比べ、ベジタリアンの場合、心疾患リスクが22%低下したのだそうですが、その反面、脳卒中リスクが20%も高まるのだそうで、その代わり肉は食べないが魚を食べる人では心疾患リスクは低く、脳卒中リスクの上昇は認められなかっただそうです。

これはなかなか興味深いですよね。 どう考えてもベジタリアンのほうが健康的で、あらゆる病気に良さそうなものですけど、脳卒中のリスクが高くなるなんて!! やっぱり、なんでもバランスよく食べるということが大切なのでしょうね。

そう考えると、やはり日本食って、とても優れた食事で、「健康寿命」でも世界のトップを走る日本の健康・長寿を支える要因の一つは、「日本食」であると考えられていて、既に世界中でさまざまな研究が行われているのだそうですよ。

なんでも1975年の日本食は老化の進行を遅延することが示唆されているのだそうで、、1975年頃の日本食には現代食と比べ、健常人に対してストレス軽減、運動機能向上、軽度肥満者に対してはBMIの低下や、悪玉コレステロールや血糖値を低下の効果があることが明らかになっのだとか。