食と健康のマメ知識

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賢いお手入れ

スキンケアで大事なことといえば、洗顔の仕方や洗顔料の選択など様々ありますが、もっとも重要なのは、皮膚の構造を知っておくことです。

そもそも皮膚のことを知っていなければ、どのようなものを使っていいのか、どのような方法がいいのかを見極めることができませんよね。

肌の確執
肌の確執
まず皮膚の構造なのですが、皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの構造で成り立っており、その中でもっとも知っておきたいのは「表皮」と「真皮」で、表皮はご存知のように皮膚の表面部分で、この表皮のもっとも外側にある「角質層」は、皮膚に触れるものすべてから、体を守っています。

健康的な角質層であれば、角質細胞が規則的に並び、その隙間を角質細胞脂質が埋めることで潤いを保ち、外敵から守っています。

この角質層の下には、生きた表皮細胞が並んでいて、その一番下には新しい表皮細胞を作り出す基底層や、メラニンを作り出す色素細胞が存在しており、約28日かけてターンオーバーを行い、角質細胞はあかとなって剥がれ落ちます。

真皮は表皮の下の部分で、約70%がコラーゲンとなっていて、このコラーゲンを支えるようにエラスチンという繊維が存在しています。

これらが劣化したり、数が減ってしまうと、お肌の弾力性は失われ、しわやたるみの原因となります。